2017/5/23 2017年度ミューズの子を発行いたします
 2017年度ミューズの子を発行いたしました。 前期予定表はこちらをご覧ください。

                                    

                  横浜と江戸の力士のお話     
 1854年3月31日(安政元年)、横浜を舞台に日米和親条約が締結・調印されました。
その直前に日米両国は横浜村(元中区)で贈答品の交換を行います。米国からは四分の一
サイズで走るミニ蒸気機関車、電信機、大量の農具や種子など。日本からは調度品と米俵200
俵が贈られました。この米俵200俵を船に運び込んだのが江戸の力士たちでした。江戸相撲会
所(日本相撲協会の前身)から派遣された当時の最高位の大関小柳と鏡岩を含む30数名の力
士たちはアメリカ人を驚嘆させました。米国の水兵たちが84キロ前後の米俵1俵を2~3人
がかりで運んでいたのに対し、江戸の力士たちは一人で2~3俵を軽々と持ち運んだのです。
そして1500人のアメリカ人水兵の中から選ばれた腕に覚えのある3人との一対三の相撲の戦
いで、大人と子供ほどの差を見せつけて大勝したのが小柳でした。幕府は相撲という伝統文化
で日本の力を誇示することに成功しました。  
  これは山手の丘の下がまだ海で、横浜村と呼ばれていた時代のお話です。
フェリス音楽教室 室長 立神粧子
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